日時:6月11日(土) 19:00~20:30
出演:深野神楽保存会(雲南市吉田町)
演目:「日本武(やまとだけ)」、「八戸(やと)」
来場者特典:先着で雲南出雲神楽の夕べ特製クリアファイルを進呈。
<演目紹介>
・「日本武」
日本武尊が天皇の命により東征に向かう途中、伊勢神宮に立ち寄ります。その折に倭姫により天叢雲剣を授か
り喜び勇んで駿河国まで来た時、東夷の仕掛けた火攻めにあいますが天叢雲剣で火勢を薙ぎ払い無事脱出し東夷を征伐
する物語です。 なお、天叢雲剣はその後、草薙の剣と命名され今日に至るとされています。
・「八戸」
須佐之男命が、斐伊川の川上で嘆き悲しんでいる老夫婦に出会った。この川上に住む頭は八つ、尾は八つの恐ろしい大蛇
に七人の姫を取り呑まれ、この稲田姫を取り呑まんともうすぐやってくるという。須佐之男命は大蛇を退治しようと、強い酒を
造り、八つの酒舟に満たして家の周りに置いた。 やがてやってきた大蛇は、酒を一滴も残さずに飲み干し、酔っ払って寝てし
まう。須佐之男命は十握の剣をもって大蛇をずたずたに切り裂き、尾より天叢雲剣を取り出した。 そして稲田姫を思い、「八
雲立つ 出雲八重垣妻籠に 八重垣つくる その八重垣を」と和歌を詠み、須賀の地(現在の雲南市大東町須賀)に宮殿を建
て、末永くお暮しになりました。と神話の中でも特に有名な物語です。